⚠️ 免責事項

本記事は個人の投資経験・考え方をもとにした情報提供です。特定の金融商品への投資を勧誘・推奨するものではありません。投資判断はご自身のリスク許容度・状況に基づき、ご自身の責任で行ってください。

グロース株の熱狂に、私は乗らないと決めています。その理由があります。

私の場合、それは「自分のリスク許容度に合っていない」からです。

2026年現在、半導体関連をはじめとするグロース株が爆発的に上昇しています。私はこの相場を横目で見ながら、インデックス積立と高配当株投資を淡々と続けています。

40歳から9年間、この選択を変えてきませんでした。500万円から始めた資産が6,000万円になったのは、熱狂に乗らずに続けてきた結果でした。(個人の実績です。市場環境・収入・支出条件により結果は異なります。)

この記事でわかること

  • 熱狂する相場で自分のペースを守ることの意味
  • 入金増・借金・レバレッジが持つリスクの構造
  • リターンとリスクはセットで考えるという投資の基本
  • 9年間続けてきた私の選択とその理由

グロース株の熱狂、今の相場を見て感じること

グロース株の熱狂相場を見て感じること

半導体関連を中心に、グロース株が大きく上昇しています。

この光景を見たとき、私の頭に浮かんだのはウォーレン・バフェットの言葉でした。

「他者が貪欲なときに恐れなさい。他者が恐れているときに貪欲になりなさい」

(バークシャー・ハサウェイ年次株主書簡より)

バフェットはずっと前から「熱狂には乗るな」と言い続けています。市場が熱狂しているとき、その熱狂は合理的な判断を鈍らせます。「今乗らないと損だ」という焦りが、本来取るべきでないリスクを取らせます。

私個人には、今の状況が「熱狂に近い状態」に見えています。

ただし、これは「グロース株を買うな」という意味ではありません。グロース株への投資が自分のリスク許容度に合っていて、長期で保有できる確信があるなら、それはその人の正しい選択です。

私が言いたいのは、「熱狂しているから乗る」ではなく「自分に合っているから選ぶ」という順序のことです。

バリュー株とグロース株の違い——9年で私がバリューを選んだ理由


40代の私がグロース株に乗らない理由

自分のペースを守り続ける理由

私のメインの投資手法は、インデックス積立と高配当株のバイ&ホールドです。

この2つは、グロース株の熱狂とはほぼ無縁です。爆上がりするときに大きく上がることはなく、その代わり急落したときの下げ幅も相対的に抑えられます。

40歳から9年間、コロナショックもウクライナ相場もトランプ相場も乗り越えられたのは、この「無縁さ」のおかげでもあります。

派手な動きがないから、感情が揺れにくい。感情が揺れないから、売らずに持ち続けられる。持ち続けるから、時間が味方になる——この連鎖が、9年間の積み上げを作りました。

グロース株の熱狂を見て「自分も乗り換えるべきか」と考えたことが、正直ゼロかと言えば嘘になります。でも、乗り換えなかった。

理由はシンプルで、「その手法が自分のリスク許容度に合っていない」からです。


入金増・借金・レバレッジが生む危うさ

レバレッジ投資のリスク

熱狂した相場で必ず起きることがあります。

リターンを最大化しようとして、本来取るべきでないリスクを取り始める人が増えることです。

  • 生活費や緊急用の資金まで投資に回す
  • 借金をして投資資金を増やす
  • レバレッジをかけてリスクを何倍にも膨らませる

こういった行動が増えると、相場が逆転したときに取り返しのつかない損失を抱える人が出てきます。過去の熱狂相場でも、このパターンは繰り返されてきました。

私はこの構造を、「1人の億万長者と無数の退場者が生まれるマネーゲーム」と感じています。

熱狂した相場で大きく勝てる人はいます。ただしそれは全員ではなく、ごく一部の人です。残りの多くの人は、引き際を見誤り、退場します。

退場してしまうと、その後の回復相場に参加できなくなります。

どんなに正しい手法を持っていても、市場にいなければリターンを得る機会がありません。退場しないことが、長期投資において最も重要な条件だと私は9年間で学びました。

9年間・3度の暴落で売らずに持ち続けた記録


リターンとリスクはセットで考える——インデックス投資を選ぶ根拠

リターンとリスクの関係

投資において最も基本的な原則があります。

高いリターンには、必ず高いリスクが伴う。

これは例外なく成り立つ原則です。グロース株が大きく上がるのは、それだけ大きく下がるリスクも持っているからです。レバレッジをかけることで利益が2倍になる可能性があるということは、損失も2倍になる可能性があるということです。

この原則を理解しないまま熱狂に乗ったとき、相場が逆転すると想定以上の損失につながりやすいと、過去の熱狂相場の歴史が示しています。

だからこそ大切なのが、自分のリスク許容度を知ることです。

リスク許容度とは、「どれだけの損失を心理的・金銭的に受け入れられるか」ということです。人によって違います。

  • 資産の20%が減っても眠れる人
  • 5%減っただけで不安で夜も眠れない人

どちらが正しいということではなく、自分がどちらのタイプかを知ることが出発点です。

自分のリスク許容度を超えた投資をすると、相場が少し動いただけでパニックになります。パニックになると、底値で売るという最悪の選択をしやすくなります。

私の場合、生活防衛資金を確保した上で、「暴落が来ても売らずにいられる額」だけを投資に回すという原則を9年間守ってきました。

40代の生活防衛資金はいくら?暴落時に売らないための設計


自分のペースで淡々と続けることが最大の武器

自分のペースで淡々と続ける

9年間で感じてきたことがあります。

投資で大切なのは、派手なリターンを取ることより、退場しないことだ、ということです。

熱狂に乗って大きく勝った人を見ると、羨ましいと思う瞬間はあります。でも、その熱狂の裏側で退場していった人たちのことは、あまり目に入りません。

自分のリスク許容度を知り、それに見合った手法を選ぶ。相場が熱狂していても、自分の基準を変えない。

これが9年間続けてきた私の選択です。

500万円だった資産が6,000万円になったのは、特別な才能があったからではありません。(個人の実績です。市場環境・収入・支出条件により、結果は人それぞれです。)

熱狂に乗らず、自分のペースで淡々と続けたからです。


まとめ

  • 私個人には、今の相場が「熱狂に近い状態」に見えています
  • 「熱狂しているから乗る」ではなく「自分に合っているから選ぶ」という順序が大切
  • 入金増・借金・レバレッジはリスクを急激に高める——退場すると市場への参加機会を失う
  • 高いリターンには必ず高いリスクが伴う。この原則を理解した上で投資手法を選ぶ
  • 自分のリスク許容度を知り、それに見合った手法で続けることが長期投資の土台

リスク許容度の確認から始めたい方は、まず生活防衛資金の設計を見直してみてください。

40代の生活防衛資金はいくら?暴落時に売らないための設計

熱狂の外にいることを、恥ずかしいと思わなくていい。退場しなかった人間だけが、10年後の相場に立っている。

9年間の全記録:40歳・500万円から6,000万円になった話


【免責事項】本記事は個人の投資経験・考え方に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品・サービスへの投資を勧誘・推奨するものではありません。掲載内容は作成時点のものであり、最新性・正確性・投資成果を保証するものではありません。投資判断はご自身のリスク許容度・状況に基づき、ご自身の責任のもとで行ってください。