本記事は私個人の投資経験と支出の記録です。特定の金融商品への投資や特定の支出を勧誘・推奨するものではありません。投資判断・支出判断はご自身の状況に応じて行ってください。

配当を全部再投資しない理由は、増やすことより「使い切れる自分でいること」を大事にしているからです。

毎年夏休みは、車で日本のどこかへ旅に出ています。休日に乗る車として中古車を買ったのがきっかけで、ここ何年かはずっと車での旅です。

40歳から投資を始めて9年、年間配当は約120万円(税引後)まで育ちました。この金額の大部分は再投資に回していますが、旅行のような「使う分」もあえて残しています。この記事では、なぜ全部を再投資に回さないのか、その考え方を書きます。

配当の一部を旅行に使う40代のイラスト

この記事でわかること

  • 配当を全部再投資しない理由
  • 実際の使い方——年1回、車で日本を旅する具体例
  • 「使う」と「増やす」のバランスの考え方

なぜ「全部再投資」にしなかったのか

配当を再投資と支出に振り分ける考え方

配当を受け取るたびに全額を再投資に回す——それも一つの正しいやり方だと思います。ただ私は、そうしませんでした。理由はシンプルで、旅行のような「今を楽しむ支出」も、資産形成を続けるための土台の一部だと考えているからです。

配当の分配について、私は「生活費補填・再投資・現金待機」の3つに振り分ける手順を持っています。その具体的なやり方や判断基準は、配当金が入ったらどうする?9年・120万円を再投資してきた40代のやり方と判断軸に詳しくまとめました。この記事では、その3つのうち「使う」に当たる部分——なぜ、何に使っているのかを、一つの実例で書きます。

💡 ポイント 「増やす」と「使う」は対立するものではなく、どちらも資産形成を続けるための両輪だと考えています。使う分をゼロにすることが正解とは、私は思っていません。

実際の使い方——年に一度、車で日本を旅する

毎年の旅行を楽しみにしている様子

私が配当の一部を使っている使い道は、はっきりしています。毎年の夏休みの旅行です。

きっかけは、休日に乗る車として中古車を買ったことでした。それまでは電車や飛行機での旅行が中心でしたが、車を持ってからは行き先の自由度が上がり、ここ何年かはずっと車での国内旅行を楽しんでいます。

出発の朝、まだ静かな道にトランクを閉める音だけが響きます。生きているうちに、色々な土地の景色や人、その土地ならではの食事を味わいたい——これが私の旅の目的です。派手な旅行ではありませんが、1回の旅行でだいたい10万円ほどを使います。宿泊・食事・ガソリン代などを含めた、私なりの予算感です。

この10万円は、配当の再投資分から削っているわけではありません。配当が入るたびの振り分けの中で、「使う分」としてあらかじめ確保している金額です。旅行のために特別に株を売ったり、再投資をやめたりすることはしていません。

⚠️ 注意 ここで書いている金額はあくまで私個人の支出感覚です。旅行にいくら使うべきかは、収入・資産状況・家族構成によって大きく異なります。同じ金額を推奨する意図はありません。

「使う」と「増やす」のバランスをどう取っているか

使うことと増やすことのバランスを取る40代

配当の使い道について、私が意識しているのはシンプルなことです。「使う分」を決めたら、それ以上は生活に食い込ませないということです。

年間配当120万円のうち、旅行に使うのはごく一部です。大部分は基準を通した銘柄への再投資に回しています。「配当金生活」という言葉を聞くと配当だけで暮らすイメージを持たれがちですが、私の場合は給与収入があってこその話で、配当の使い方にも同じ考え方が当てはまります(月10万円の配当で何ができて何ができないかは配当金生活は40代から可能?にまとめています)。

「使う分」を決めておくメリットは、配当が増えるたびに「もっと使ってもいいのでは」と際限なく支出が膨らむのを防げることです。旅行の予算をだいたい10万円と決めているのも、そのためです。

この考え方が向いている人・向いていない人

向いていると感じる人

  • 資産形成を「将来のための我慢だけ」にしたくない人
  • 増える配当の一部を、生活の充実に使いたいと考えている人
  • 使う金額をあらかじめ決めておきたい人

合わないかもしれない人

  • できるだけ早く資産額を大きくすることを最優先したい人
  • 配当の全額を再投資に回す方針で、すでに納得している人

まとめ|配当は「増やす」だけでなく「使う」も両輪

  • 配当を全部再投資しない理由は、資産形成を我慢だけのものにしたくないから
  • 実際の使い道は、毎年夏の国内旅行(1回10万円が目安)
  • 「使う分」をあらかじめ決めておくことで、支出が際限なく膨らむのを防いでいる
  • 「増やす」と「使う」はどちらも資産形成を続けるための両輪だと考えている

増やせる自分より、使い切れる自分でいたかった——これが、この記事で一番伝えたかったことです。

私が最初にやった一歩は、配当を全額再投資に回すことではなく、「使ってもいい分」を先に決めることでした。

配当の分配の具体的な手順は配当金が入ったらどうする?に、再投資の判断基準は高配当株7つの選定基準に、9年間の資産推移全体は9年間の全記録:40歳・500万円から6,000万円になった話にまとめています。


本記事は個人の支出・投資経験の記録です。配当の使い道や金額の目安は個人の状況によって大きく異なります。投資判断・支出判断はご自身の責任で行ってください。