株主優待でもらえるものは、商品(食品や日用品等)・食事券・QUOカード・カタログギフトが代表的です。

配当金の話ばかりしている私ですが、実は優待も9年間、ありがたく受け取ってきました。今回はちょっとゆるめに、リアルな体験談をお話しします。

※本記事は個人の体験記録です。特定の銘柄への投資推奨ではありません。


株主優待とは?日本株ならではの文化です

株主優待を説明する

株主優待とは、企業が株主に対して自社の商品やサービスを贈る制度です。

一定数以上の株を保有していると、年に1〜2回、優待品が届きます。

大きな特徴は、日本株だけの文化だということ。米国株や投資信託には基本的に優待はありません。高配当ETF(SPYDやHDVなど)をいくら持っていても、優待は届かない。日本株ならではの楽しみです。

そしてもう一つ知っておきたいこと。株主優待は、配当金のように源泉徴収はされません。ただし税法上は雑所得として課税対象となります。給与所得者の場合、給与以外の所得が年間20万円以下であれば確定申告は不要です(住民税の申告が別途必要な場合あり)。詳細は税務署や税理士にご確認ください。

桐谷広人さんのように優待生活を徹底されている方がテレビに登場したこともあり、ここ数年で認知度もずいぶん上がりましたね。


9年間でもらった優待、実際はこんなものです

優待が届いて嬉しい

9年間でいろんな優待をいただきました。ざっと思い出すとこんな感じです。

食べもの・飲みもの系

食品の優待
  • お米(2kg〜10kgなど)
  • お菓子・スイーツの詰め合わせ
  • ビール・ジュースなどの飲料セット
  • ギフトカタログ(食品中心)

これが届くとテンションが上がります。特にお米は家計的にもありがたい。

飲食・外食系

飲食店の優待
  • 飲食店の食事券(ファミレス・牛丼・回転寿司など)
  • カフェの割引券・ドリンクチケット
  • テイクアウト割引

外食するときに「そういえば優待あったな」と思い出して使う、というパターンが多いです。

金券・ポイント系

QUOカードはコンビニで使える
  • QUOカード(コンビニ・書店で使える)
  • 商品券(百貨店系・全国共通)
  • 自社ポイント・電子マネー
  • 優待割引券(自社サービスの割引)

QUOカードは使いやすくて人気が高い優待のひとつです。コンビニでそのまま使えます。

ちなみに、決算シーズンは優待銘柄が特に多い時期です。この記事を書いているのも、ちょうど手元に届いた優待品を眺めながら「これ、ブログで話したいな」と思ったのがきっかけです。


私の選び方:好きな会社・好きな商品から選んでいます

好きな会社の株を選ぶ

優待銘柄を選ぶとき、私が一番重視しているのは**「自分がよく使うお店や商品の会社かどうか」**です。

株主優待は、企業が株主をファンにするための手段でもあります。実際に使うサービスや商品の会社の株を持つと、優待が届くたびにその会社への愛着が増します。

「この優待が欲しいから株を買う」というより、「この会社が好きだから株を買って、優待もついてきた」という感覚に近いです。

そのほうが、株価が下がったときも慌てて売らずに済みます。好きな会社の株は、長く持てる。

長期保有でさらに優遇される「長期優待」

最近は、一定期間以上保有している株主に対して優待を上乗せする「長期優待」制度を設けている企業も増えています。たとえば「1年以上保有で優待ランクアップ」「3年以上で特別カタログ追加」といった形です。

個別株を長期で持ち続けるスタイルの投資家にとって、これはとても相性がいい制度です。長く持てば持つほど優待が充実していくので、売らずに保有し続けるモチベーションにもなります。

ちょっと余談ですが、ウォーレン・バフェットさんは「自分がよく知っている会社の商品を買う」ことで有名です。コカ・コーラをこよなく愛し、毎日飲んでいるとも言われています(※公開されている著作・発言に基づく記述)。もし米国にも日本のような株主優待制度があったら、バフェットさんはどんな優待を楽しんでいたのでしょう。そう空想してみると、なんだか微笑ましい気持ちになります。

優待だけで選ぶと損する場合もあります

一つ大事なことをお伝えしたいです。優待の内容だけを見て銘柄を選ぶのは危険です。

優待が魅力的でも、会社の財務が弱かったり、業績が悪化していたりすれば、株価が下落するリスクがあります。優待が縮小・廃止されることもあります。優待はあくまで「その会社への投資の結果としてついてくるもの」。会社としてきちんと見定めることが先です。

私が銘柄を選ぶときに見ている7つの基準については、こちらの記事で詳しく書いています。優待銘柄を探す際にも、ぜひ参考にしてみてください。


知る人ぞ知る「隠れ優待」の話

隠れ優待は意外な発見

実は、公式に大きく告知されていないけれど、株主通信にひっそり案内されている「隠れ優待」という存在があります。

たとえば、保有期間3年以上の長期株主向けの特別カタログや、自社サービスの追加割引が届くケースです。証券会社の優待情報ページには載っておらず、株主通信をちゃんと読んでいて初めて気づくものです。

「あ、こんなのもあったのか」という発見があります。意外性があって、ちょっと得した気分になれるのが隠れ優待の面白いところです。


一時は廃止が増えたけど、最近は復活傾向です

移動系の優待

株主優待にとって、ここ数年は少し試練の時期でもありました。

外国人投資家には優待が届かないため、「株主平等の原則に反する」という指摘が増えました。実際、廃止や縮小を発表する会社が続いた時期があります。

ただ最近は、優待を復活させる企業や、新たに導入する企業も増えています。

株主への感謝の気持ちを形にした制度として、長く続いてほしいと個人的には思っています。移動系の優待(搭乗割引・乗車証など)は、日本株ならではの楽しみのひとつです。


まとめ:配当金だけじゃない、優待という楽しみ

まとめ

株主優待を9年受け取ってきて感じるのは、投資の楽しみ方は一つじゃないということです。

配当金は数字で増えていく。優待は実物が届く。この二つは性質が違う楽しみです。

私の場合は、高配当株を中心に持ちながら、自分が好きな会社・使う会社を軸に優待銘柄も保有しています。正直、資産形成の主役は配当と値上がり益ですが、年に何度か届く優待はちょっとしたご褒美感があります。

優待を楽しみながら、長く持ち続ける。そういう投資スタイルも悪くないと思っています。

この記事を読んでくれた方が、銘柄選びのひとつの楽しみとして株主優待に興味を持ってくれたら、優待ファンの私としてもとても嬉しいです。

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※この記事は個人の体験記録です。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。